第355章 情を交わす(2)

苦痛から悦楽へ。その相反する感覚の転換は、瞬く間に行われた。

四宮静香の表情は苦悶から陶酔へと変わり、葉山天と深く繋がった秘所からは、魂さえも蕩けるような快感が絶え間なく押し寄せてくる。

「あっ……あ……っ」

静香はシーツを両手で強く握りしめ、下唇を噛みながら甲高い嬌声をあげた。

それは天がこれまで関係を持ってきた女たちとは明らかに異質だった。他の女たちが低く艶めかしい声を漏らすのに対し、初めての経験である静香は、天が突き上げるたびに、そのあまりの激しさと快感に翻弄され、ただただ甘い声を張り上げるしかなかったのだ。

互いの身体が馴染むにつれ、天の腰使いは徐々に速度を増していく。一突...

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