第367章 田舎への旅

 水原玲子は浴室に入り、ドアを閉めようと振り返った。だが、そこにはすでに素っ裸の葉山天が立っていた。彼女は息を呑んだ。特に葉山天の逞しい肉体と、その股間に鎮座するものを見てしまい、顔が瞬時に真っ赤に染まる。

「玲子さん、どうした?」

 水原玲子の恥じらう様子を見て、葉山天は不思議そうに尋ねた。

 水原玲子は華奢な手で葉山天を後ろへ突き飛ばした。

「意地悪! 変なことしないでよ。外で入ってって言ったじゃない。どうしてついてくるのよ!」

 水原玲子と葉山天は半年もの間、顔を合わせていなかった。そのため以前のように振る舞うことができず、さらに母親と葉山天の間にあった一件のわだかまりも完全...

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