第381章 東野月去る

葉山天は病院にて、手術の対応に追われていた。ここ数日留守にしていたせいで、十件以上もの案件が山積みになっている。患者たちは葉山天の不在を知りながらも、彼の手による豊胸手術を望んで指名し、何日でも待つという熱の入れようだ。

高橋玲子からの連絡を受けた後、すぐにその場を離れなかったのは、自分を頼って待ってくれている患者たちへの義理立てでもあった。

どうせ結果はすでに出ているのだ。こちらの仕事を片付けてから向かっても遅くはない。

高橋玲子との通話を終えると、葉山天はすぐに昼食をとることにした。午後にはまだ二件の手術が控えている。

今回の帰還で、葉山天は自身の「内力」が著しく向上していること...

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