第410章 女盛り

水原玲子の思考はいたってシンプルだった。自分はすでに葉山天の女であり、これからは彼と共に生きていくことになる。実の母親が独り身である以上、置き去りにはできないし、いずれは同居することになるだろう。ならば、葉山天の都合さえつけば、ついでに母の生理的な欲求を満たしてもらったところで、何の問題があるというのか?

一見すると常識外れな考えに思えるかもしれない。だが、冷静に沈思黙考してみれば、想像するほど不道徳なことでもないのだ。母もまた一人の女であり、四十代という年齢は、女盛りとも言える時期である。男の潤いなくしては、その身を持て余し、苦痛さえ感じるだろう。

それに、母はすでに一度、葉山天と関係...

ログインして続きを読む