第5章 親密な接触

葉山天は困惑を隠せなかった。自宅のドアはしっかりと施錠されており、こじられた形跡もないのに、女泥棒が堂々と家の中で入浴していたのだ。くそっ、盗みを働くだけならまだしも、まさか俺の家で風呂まで使うとは!

許せるものか、お前が盗みを働くなら、俺もお前から盗り返してやる!

葉山天は浴室のドアに近づき、開けようとした。しかし、近づいた途端、浴室内の水音が突然止まった。反応する間もなく、ドアがきしんで開き、豊満な裸体の女性が彼の目の前に立っていた。白いタオルを手に、呆然とした表情で葉山天を見つめている。

明らかに彼女も、誰かが突然現れるとは思っていなかった。さらに信じられないことに、この...

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