第37話

ジェイク

優しい手が胸に、そして柔らかくなめらかな脚が腰に投げ出されているのを感じて目を覚ます。最初は驚いたが、横を見るとペイトンが僕の脇にすり寄っていた。彼女の長い黒髪が顔を覆っていて、思わずその髪をかき分けて彼女の顔を見る。その動きで彼女はさらに深くすり寄り、深いため息をつく。もちろん、それで僕のものはさらに硬くなる。太陽が昇り始め、ブラインドの隙間から弱い光が差し込んでいる。くそっ、彼女は美しい。古典的な意味ではなく、清潔で爽やかな美しさだ。以前の僕には魅力的に思えなかったタイプだが、今は確実にそうだ。思わず頭を下げて、彼女の頭頂に軽くキスをする。

「んん、ジェイク」と彼女は眠っ...