第102章 汚された服

真理は人を追い出したあと、ようやく肩の力を抜いた。

広瀬結月が口元を吊り上げてからかう。

「そんなにバレるのが怖いの?」

その言葉に、真理はじろりと睨み返す。

――サプライズにしたいのだ。

朝の光が窓辺をすり抜け、まだ完成していない手作りのアルバムの上に、やわらかく降り注いでいた。

真理は材料を一つ残らず丁寧に片づけてから、ようやく立ち上がり、今日の服を選ぶ。

少し冷えたから、クローゼットから米白のニットワンピースを取り出した。髪を細かく巻いて整え、ジュエリーケースからパールのネックレスを選ぶ。手首の淡いピンクのパールブレスレットと、さりげなく合わせた。

支度を終えると、真理...

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