第120章 特別報酬

唇と舌が絡み合った瞬間、魂の奥から震えが走り、真理の身体がびくりと跳ねた。

彼女は石橋結翔の舌先を強く吸い、まるで肉体ごと溶け合おうとするみたいに貪る。呼吸は次第に荒くなり、二人のあいだの空気が奪われていく。

真理の頬には淡い紅が差した。けれど、それでも足りない。胸の奥にぽっかり空いた場所を、もっと強い熱で埋めなければ落ち着かない。

唇を吸い、舌を絡め、舌の根を舐め、歯列をなぞる。

まるで息を奪う化け物みたいに、石橋結翔を丸ごと呑み込もうとしていた。

二人の呼吸のあいだに残る空気は、どんどん薄くなる。真理は名残惜しそうに唇を離し、侵入してくる空気を口と鼻で受け入れた。

息はとりわ...

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