第121章 小西由希の告白

真理は石橋結翔の胸の中に縮こまり、むにゃむにゃと鼻にかかった声で顔を上げた。

「大事な話って、なに?」

石橋結翔は胸の奥がふっと柔らかくなるのを感じ、身をかがめて真理の額に軽く口づける。声には笑みが混じっていた。

「起きて、朝ごはん食べよう」

あやされるまま、真理はのろのろと上体を起こす。石橋結翔が手際よく、ふわふわの部屋着を着せてくれるのに身を任せた。

ベッドの上でぼんやり座り、真理はうつむき加減のまま不満げに唇を尖らせる。

「全部あなたのせい。まだ身体がだるいし……痛い。朝ごはん、いらない」

そう言い終えるなり、ふかふかのベッドへごろんと倒れ込もうとした。

けれど石橋結翔...

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