第158章 広瀬結月が来訪

石橋結翔が解放してくれた頃には、真理はもう指一本動かす気力も残っていなかった。ベッドにだらりと横たわり、腕を石橋結翔の肩に預ける。

それなのに当の本人は、まだ物足りないらしい。真理にもたれたまま、楽しげに笑って言った。

「ん? 俺の世話、まだ足りない?」

真理はやれやれと息をつく。

その「世話」は、別にそこまで求めてないんだけど。

軽く咳払いして、獲物を狙うみたいな視線を真正面から受け止める。ため息まじりに言い返した。

「足りてる足りてる。足りないわけないでしょ。結翔が一番上手なんだから」

石橋結翔は露骨に不機嫌そうな顔をした。まだ続ける気だったのだろう。真理があれこれ宥めて、...

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