第91章 彼女の本性を暴く

誰かが堪えきれず、小声で同調した。

「私もさ、真理って普段からお金の使い方が荒いと思ってた。家から毎月いくら生活費もらってるんだろ。あんな使い方、もつわけないよね」

平井晴美は真理の机の前に腰を下ろし、寮に置きっぱなしになっていたクリームをひょいと手に取った。

「ねえ、これ一本いくらだと思う? 何万円もするんだよ。家がちょっと裕福だとしても、こんな高いクリーム買ってもらえるわけないじゃん」

「最近さ、高級車乗ってるジジイと仲良いって話、聞いたよ。どうせ金持ちにでも取り入ったんでしょ。あの子の生活費じゃ、このブランドのサンプルすら買えないって」

平井晴美の声には、隠しようのない意地の...

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