第5章
ケイルが先に小道を駆け下りた。走りながら、転がり落ちるように――途中で一度、肩を木に引っかけたのに、振り返りもせずそのまま行った。
アルドリックはその背後にいた。
私は二人のあとを、ふらりと追った。
セレン――彼女の残りは――罠に捕まった場所にあった。銀色の顎が、腰と肋のあたりを貫くように噛み締めている。右腕は体の下で折れ曲がり、生きている腕が曲がるはずのない角度になっていた。血は半分ほど乾きかけている。目は開いたままだった。崖の上、何もないところを見据えていた。
ケイルは彼女のそばに膝をつき、片手で髪を顔から払った。
「やめろ。起きろ。セレン――聞こえてるだろ――起きろ...
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