第8章

 茉莉視点

 クソッ!

 巨大スクリーンに映像が流れ始めた――私の昔の写真だ。分厚いメガネ、ボサボサの髪、時代遅れの服、そしてあの屈辱的な、食堂で転んだ時の写真……。

 忘れてしまいたい過去の瞬間が一つ残らず、残酷なまでにあらゆる人々の目に晒された。

 階下の生徒たちがざわめき始める。

 「なんだよ、あれ?」

 「どういうこと?」

 「本当にあの茉莉と同じ子なの?」

 ステージの脇で、麻衣がニヤリと笑った。彼女はマイクをひったくる。

 「みんな! あなたたちが今から投票しようとしている相手をよく見て!」彼女の声は甲高く、悪意に満ちていた。「これがあなたたちの言う『天然美人』...

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