第112章アマリー

朝食をつつきながら、胃の中が不安でぎゅっと絡まっている。ベレンも私を落ち着かせるどころではない。両親と話しに行くのを待つあいだ、彼女もまた落ち着きのない緊張でいっぱいだ。昨夜は一晩中、寝返りばかり打っていた。両親に何を言うか、何を尋ねるか、そればかり考えて。

双子は、牢へ降りたら「相手が何を言っても痛くもかゆくもない」ふりをしろと釘を刺した。答えなどなくても、いつでも立ち去れる――そう見せなければならない。マイク叔父さんも口を挟んだ。これはチェスみたいなものだ、と。常に誰よりも先の手を読んでいろ、と。

「なあ、君。いっしょに行かなくてもいいんだぞ」カリックスが私を思いとどまらせようとする。...

ログインして続きを読む