第14章アマリー

「えっと……カルに戻ってきてもらえますか?」私はおずおずと尋ねた。マルクスよりもカリクスのほうが落ち着いている。検査され、あれこれ話をされるこの状況で、私みたいに過剰に反応しない誰かが必要だった。これからいろいろなことが起きる予感がしていて、支えが欲しい。

「いいですよ。一分だけ待ってください」ウィル医師はそう言って部屋を出た。三十秒もしないうちに戻ってきて、後ろからカルが入ってくる。

「見つけるのに、こんなに時間がかかってごめん」カルは声を震わせながら、私のベッドへ歩み寄った。彼がいちどにこんな感情を見せるのを、私は覚えていない。

「あなたたちは知らなかったの」私はささやいた。私がまだ...

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