第151章アマリー

目を覚ますと同時に、ぐーっと背伸びをする。頬にちょん、と小さな感触。片目だけ薄く開けると、ローズが私を見上げていた。大きな瞳はぱっちり開いていて、あどけない。

「ママ……」彼女は、ひそひそ声のはずが妙に大きく囁く。

「なあに、ローズちゃん」私は笑って答える。

「おなか、すいた」彼女はにこっとする。

「じゃあ、ごはんにしようね」そう言って起き上がる。胃がまた波打ったけれど、トイレに駆け込むほどじゃない。立ち上がって、ちびっこを抱き上げる。腕の中にすり寄ってくる彼女を抱えたまま、ダイニングへ向かった。

「具合はどうだ?」ダイニングに入る私たちに気づいて、マイクおじさんが言う。

「だいぶ...

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