第157章アマリー

「ママ!」ローズは、私たち三人が家に戻ってくるのを見るなり、きゃあきゃあと歓声を上げた。

カルが私を地面に下ろす。私は腕を広げ、ローズがそこへ飛び込んでくる。ローズを抱きしめるのに飽きる日なんて、きっと来ない。

「よくなった?」ローズが私に尋ねる。

「あと数時間したら分かるわ」私はそう答えた。

その返事は、彼女にはまったく納得できないらしい。

「ウィルおじいちゃんに、いま言う」彼女は意地っぱりに言い、私の腕の中から抜け出そうともがく。

「ローズバッド、それはそういう仕組みじゃないの」私は笑って言った。

「そうだもん」彼女はなおも頑固だ。

立っていたなら、きっと足をどんと踏み鳴ら...

ログインして続きを読む