第168章マーカス

「ヴィッキーが、こっちの準備が整うまで群れの家でアマリーとほかの二人の気を引いてくれてるんだ」今夜のための横断幕にローズバッドが最後の仕上げをするのを手伝いながら、俺は言う。ローズは手も腕も絵の具だらけなのに、満面の笑みを浮かべている。

「よし。グレッチェンとロバートももうすぐ来て、仕上げを手伝ってくれる」数本の飾り紐を吊るしながら、ウィル叔父さんが言った。

「そんなふうにやるんじゃない」台所から、マイク叔父さんがカルを叱る声が聞こえる。

「じゃあどうしろってんだよ!」カルが唸り返す。

双子のその口調に、俺は呆れて首を振った。

「で、ケーキはどこに置く?」ジェームズが、ジミーと連れ立...

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