第182章カリックス

「つまり、お前は全能にならないまま出ていくのが怖すぎて、ここに居座ったってわけか」俺は彼女に唸り声を漏らした。怒りを彼女にぶつけるべきじゃないのは分かっている。だが、俺の伴侶を攫い、まだ生まれてもいない俺たちの子を殺したかもしれない連中に、同情なんてできるはずがなかった。

ああ、ズヴィアドは――アマリエが、俺たちの子を殺しかねない何かを盛られたと聞いてから、ずっと激怒している。あの魔女を引き裂いてやりたいとさえ思っている。俺は、ズヴィアドも自分自身も、かろうじて押しとどめているところだ。

「そんな単純な話じゃない!」彼女は身を守るように叫んだ。「あんたたち雑種には、互いを守り合う群れがある...

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