第185章カリックス

「行くぞ、今すぐだ」俺は会議室の中を行ったり来たりしながら唸った。伴侶を取り戻したい。ズヴィアドも取り戻したがっている。マルクスもアジズも同じだ。可哀想なローズは母親を返してほしいと泣き続けている。アマリエが連れ去られてからこの二日間、あの子は一度も泣き止まなかった。ウィリアム叔父は皆に噛みつくような口調で、できるだけ早くアマリエを見つけに行けと怒鳴り散らしている。

「準備はできてる」サラは集会場の床に紋様を描きながら言った。顔を上げてサムと目が合うと、彼女は頬を染め、慌てて視線を落とす。

アマリエを取り戻してから、いくらでも見つめ合えばいい――そう怒鳴りつけたくなる。

『新しい伴侶同士...

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