第二十六章アマリー

「いてっ」パックハウスのマークの机に腰を下ろした瞬間、私は思わず声を漏らした。机上の書類――同盟に関する事務資料を指で繰りながら目を通す。ホワイトウルフ同盟。名前に捻りはないが、その同盟がまた来月、会合をしたいと言ってきている。

二か月前のベビーシャワー以来、私たちは月に一度のペースで顔を合わせてきた。移動を許してもらえないので、場所はいつも私のパックだった。けれどルナのステファニーが言うには、来月は私が出産を終えた後になる。だから今度は彼女の家で同盟をもてなしたいのだという。ステファニーとジョナソンが、私が新生児を連れて訪ねても安全なように、自分たちのパックの警備を万全にしてくれるらしい。...

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