第222話アマリー

「自分の感情も何もかも、ジェットコースターに乗っているみたい」リビングで向かい合いながら、わたしはレベッカにため息まじりに言う。「あるときは思っていることをそのまま口にして、またあるときは本当の自分を隠してしまうの」

「あなたは両親の前で感情を抑え込むことを覚えたのよ。自分とローズを守るために、あの人たちの前では“演じて”いた。で、一人になった途端、全部吐き出せた。そうやって対処する術を身につけたの」レベッカはコーヒーマグを持ち上げながら言う。「あなたとベレンは、やるべきことをやっただけ」

アンソニーが生まれてから、ハロルドとレベッカは週に二度ここへ来てくれていて、情報の泉みたいな存在だっ...

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