第32章アマリー

「まあ、何とかね」そう言って、わたしは病院のベッドに体を戻した。ローズがよじ登ってきて、わたしの足元にちょこんと落ち着く。

「ジェームズおじちゃん、おしゃしん、ちょうだい」ローズが両手を差し出してねだる。

「それが嘘だってことくらい、わかってる。でも今回は見逃してやるよ」ジェームズはそう言いながら車椅子を寄せ、わたしの隣に腰を下ろす。彼はローズに黄色いフォルダーを手渡した。

ローズはわたしたちの会話など耳に入らない様子で、写真の入った封筒に意識を集中させる。

「何を言えっていうの?」わたしは噛みつくように言った。心の壁と防御が一気にせり上がる。「七年間、人生が最悪でしたって? 親と、昔...

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