第45章アマリー

「寝ろよ」苛立ちを隠さず、わたしはベレンに唸る。きっかり三時間、分単位で正確に、彼女は頭の中を行ったり来たりしている。わたしは疲れているのに、彼女は眠らせてくれない。

「だったらつがいのところへ行け」彼女も唸り返してくる。体をベッドから引きずり出そうとまでしてくるが、主導権は渡さない。

「だめ。退院したその夜に、いきなり会いに行くなんてしない」そう言い聞かせる。ほんとは双子を探して、あの二人のベッドで一緒に眠りたかった。匂いを吸えば落ち着くのは分かっている。けれど、必死に見られるのは嫌だった。弱々しく、すがるみたいに。双子に「こいつ、べったりだ」と思われたくない。

「なら眠らせない」怒り...

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