第64章アマリー

叔父マイクの家へ戻る道を、わざとゆっくり歩く。サムはヴィッキーのほうへ、何度も睨みを飛ばしていた。けれど当の本人は、こちらの小さな集団の先を歩きながら、ただにこにこ笑っている。私は笑いそうになるのを必死でこらえた。叱られずにふざけていられるなんて、なんだか新鮮だ。ヴィッキーは笑いながらローズに肩をこつんと当てて、くすくす笑いを引き出す。ジミーは相棒の振る舞いに、ただ目をぐるりと回すだけだった。

ほどなくして叔父マイクの家に着いた。今度は、玄関ポーチの階段を自分の足で上れる。いい気分だ。みんなには先に入ってもらい、私は少し遅れてポーチを眺めたいと思った。

数歩進んで、ポーチのブランコに腰を下...

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