第65章カリックス

カリックス

俺たちは一日中、アマの感情に神経を尖らせていた。彼女は朝からずっと、感情のジェットコースターに乗せられているみたいだった。サムはこまめに様子を見に行き、さらにヴィッキーとアマがサムの目を離れて走りに出たときのことまで、細かく報告してきた。アマがようやく目を覚ましたのは昨日のことだ。月曜の遅い午後だった。マークと俺は、誰かほかの人間にアマを病院へ迎えに行かせたくなかった。だがアマに関するマインドリンクが雪崩れ込んできて、それどころではなくなった。

アマを迎えに行って病院から出してやりたい気持ちは山ほどあったが、パックが大騒ぎになっていた。好奇心と焦りに駆られたパックの連中からのマ...

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