第67章アマリー

小川へ足を踏み入れた瞬間、毛皮はあっという間に水を吸った。冷たい。けれど、なんと清々しいのだろう。ベレンは一瞬、水の中に転がって全身にこの冷たさをまといたいと思う。だが、番たちがまだこちらを睨みつけているのを理由に、それはしないと決めた。立ち去るときくらい、少しは尊厳を保っていたい。水をばしゃばしゃと蹴立てながら、彼女はゆっくりした小走りで進み出す。

水が毛にまとわりつく。マイク叔父さんのところへ着く頃には、濡れた犬みたいな臭いになっているだろう。ローズは可愛い小さな鼻にしわを寄せて、何か言うに違いない。カルとマークは……どうするんだろう。きっと私に腹を立てる。

最悪だ。実際に目が覚めて、...

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