第77章アマリー

「ママ、きょうはおはなしぬけちゃった!」翌朝、三人でテーブルに着くなり、ローズが興奮した声を上げた。「パパ、じょうずだった!」

「ごめんね」大あくびを噛み殺しながら謝る。妙な夢のせいで、ろくに眠れなかったのだ。

「アマ、コーヒーはどうする?」キッチンからウィル叔父さんの声が飛んでくる。

「コーヒー、飲んだことない」そう言いながら、ソーセージのパティとトーストを切り分ける。食べ終えると、ローズがよじ登って膝の上に陣取り、食べ始めた。数口かじったところで、皿をキャルのほうへ押しやる。ローズは膝からするりと降り、キャルの隣に立つ。両腕を上げると、彼が抱き上げた。するとローズは、自分のほうへ皿を...

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