第305話

ローガン視点

いったい全体、どうして俺はこんな目に遭っているんだ? もういい加減、余計な口を利かないことを学んでもいい頃だろうに。だがダメだ――口を開くたびに、結局は自分へのしっぺ返しを食らう羽目になる。

母さんがテーブル越しに、また一冊、スーツのカタログを滑らせてくると、俺は低い唸り声を漏らした。ほんの数時間前まで、俺は天国にいたはずだ――俺の女がその腕を俺に回し、まるで俺のために作られたかのようにぴったりと体を寄せていた。それが今じゃ、パーティー計画という名の地獄のどん底だ。どうして俺の一日はこんな急降下を見せたんだ?

リアは脅しを実行に移し、俺をこの母さんとの会議に引きずり込んだの...

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