第321話

ローガン視点

リアムの言葉は、まるで大槌で殴られたかのような衝撃をもたらし、俺の肺から空気を奪い去った。声も出ない。動くこともできない。床に足が縫い付けられたかのように、ただその場に立ち尽くして見つめることしかできなかった。

彼に反論などできるはずがない。無理だ。

なぜなら、彼の言う通りだからだ。

俺が招いたことだ。すべて俺のせいだ。もし天罰というものが存在するのなら、これは間違いなく「月の女神」が下した報いなのだろう。俺が受けて当然の報いだ。彼女の裁きは残酷だが、不当ではない。

ただ、犠牲になったのは俺の幸福だけではなかった。俺が愛する者たちの人生をも、野火のように焼き尽くしている。...

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