第7章

 「私たち?」

 「君さえよければ。最悪の第一印象だったのは分かってる。でも、力になりたいんだ。もし、信用してくれるなら」

 薄明かりの中で、私は彼の顔をじっと見つめた。今日の昼間だったら、絶対に断っていただろう。でも、緊急事態に迷わず飛び込んできたこと。私の友人たちのことを説明したとき、何も言わずに聞いてくれたこと。そして、見返りを一切求めずに助けを申し出てくれていること……。

 「わかった」と私は言った。「あいつらと、戦おう」

 亮介は微笑んだ。その笑みは、彼の顔全体の印象をがらりと変えた。「そう言ってくれると信じてた」

 私の車を取りにコーヒーショップへ戻る途中、亮介がしきり...

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