第151章

彼の瞳が暗く沈み、唇が再び私の唇に激しく押し付けられる。喉の奥で唸るような音が響いた。私は彼にしがみつき、抱き上げられると同時に両脚を彼の腰に絡ませる。一度唇を離し、互いの額を押し当てて荒い息をついた。

私はその隙に囁く。「感じたいの、ウェイク。戻ったときに、これだけは覚えていられるように」

彼は私の背中を近くの岩壁に押し付け、腰を擦り合わせた。

その刺激に、私たちは同時に息を呑む。体の内側から火がついたように熱い。彼が腰を突き上げるたび、私のクリトリスに甘美な摩擦が生まれ、快感が走る。私はその感覚を追いかけるように、無意識に腰をくねらせてしまう。

「ああ、フィービー……」彼は私の首筋...

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