第二十四章

独房の闇は絶対的だ。壁に張り巡らされたダークライトの鉱脈が放つ、病的な輝きを除いては。それらは低く、絶え間なく唸りを上げている。その不自然な振動が私の力を抑え込み、分厚いガラス越しの声のようにくぐもらせるのだ。

エニグマは学習した。彼らは私のための対策を講じてきたのだ。ほんの数ヶ月の間にこれほど手強くなるとは、恐ろしいほどだ。

ここにどれくらい居るのかわからない。数時間? それとも数日? 胃は空っぽで、飢えでねじ切れそうだ。喉が焼けつくように乾き、ひりひりする。寒さが骨まで沁みてくる。それは単なる気温のせいではない。決して屈しないと心に決めた、あの蝕むような恐怖が生む冷気だ。

私は怒って...

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