第101章

「俺は佐藤聡だ。やりたいようにやる。理由? 説明? そんなものが必要か?」

その言葉を聞いて、林田知意の心は重く沈んだ。

そうだ、彼は誰なのか。

彼はあの佐藤グループの社長なのだ。あれほど傲慢で唯我独尊、自分がしたいことのために他人の気持ちなど気にかけるはずもない。

「放してください」

林田知意は冷ややかな声で言った。

だが、彼女の言葉など佐藤聡にとっては脅しにもならない。それどころか、その貪欲な手はさらに勢いづいた。

彼の冷たく長い指が、知意の全身を這うように愛撫していく。

林田知意は彼を突き飛ばそうと両手を動かしたが、次の瞬間には頭上で手首を拘束され、滑らかな舌が唇の隙間...

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