第126章

佐藤聡は、林田知意の桜桃のように愛らしい唇を封じ込め、それを味わい尽くすかのように貪った。舌先が浅く出入りし、薄い唇が彼女のそれに触れ合い、熱を帯びた摩擦を生む。

「佐藤聡、離して……んっ……」

林田知意が沈黙していればまだよかった。だが、彼女が声を漏らすたび、佐藤聡の暴虐さは増していく。言葉を紡ぐ隙など、微塵も与えられなかった。

特に、彼女の意思に反して漏れ出る甘い喘ぎ声や、目の前で乱れる息遣いは、長らく渇きを覚えていた佐藤聡の本能を刹那ごとに刺激し、理性を焦がしていく。

「林田知意、お前はまだ俺のことを想っている。そうなんだろ?」

その言葉に、彼女は不快げに眉根を寄せ、何かを言...

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