第193章 子供のように自慢する

「おい、見ろよ。佐藤社長の隣にいるのって、ニュースで騒がれてたあの女性か? ガセネタかと思ってたが、まさか本当に付き合ってたとはな」

「全くだ。写真より実物の方がずっと美人じゃないか。スタイルも抜群だし」

「ああ、お似合いのカップルだよ。社長はてっきり女嫌いなのかと思ってたが、単に今まで心動かされる相手がいなかっただけみたいだな。完全に俺たちの誤解だったわけだ」

 周囲から聞こえてくる羨望の声。その一言一句が、佐藤聡の自尊心を心地よく満たしていく。

 今日のパーティーは会社のためでもあるが、真の目的はこのニュースを既成事実化することにあった。平城の人間だけでなく、全世界に向けて大々的...

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