第222章 まるで悪魔のようだ

事の始まりから終わりまで、二時間もかからなかった。

民匡志の息がかかった者たちをすべて制圧した後、林田知意は彼を引き連れ、多根洋が監禁されている地下室へと直行した。

多根洋は見るも無残な姿になっていた。数日間ろくに食事も与えられず、日常的に暴行を受けていたのだ。民匡志の救出を待ちわびていた彼にとって、その民匡志が捕らえられて引きずり込まれてくるなど、思いもよらないことだった。

「さっさと入れ」

北村南と南風順が民匡志を押さえつけて入ってくると、多根洋は信じられないと言わんばかりに目を丸くした。

「民匡志、お前……どうして……」

民匡志は忌々しげに彼を睨みつけ、苛立ちを隠そうともし...

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