第242章 核心を突く

「林田知意、俺が医者だということは分かっているだろうな。そんな風に探りを入れてくるのは、俺の医術を盗み学ぼうとしているのと同じだぞ。医者が患者を治療するのは当然だが、患者に治療法を教える医者など見たことがあるか」

「それに、あんたは素人だろう。万が一、症状を悪化させたらどうするつもりだ。その時の責任はあんたが取るのか、それとも俺が取るのか」

横塚昌利の言い分は冷酷に聞こえたが、林田知意も一理あると認めざるを得なかった。

そもそも、佐藤聡の病状はただでさえ厄介な難病なのだ。

横塚昌利自身が治療に当たらない限り、誰にも確証は持てない。治せないだけならまだしも、万が一悪化でもさせたら取り返...

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