第353章 告白は断られたのだろうか

林田知意はわかっていた。葉田さんという縁がなくたって、田村翔太は自分のことを心配してくれるのだと。

最近はニュースの件で、周囲の友人たちにも知れ渡ってしまった。次から次へと電話がかかってきて「どういうことなの」と気遣われる。けれど林田知意は本当のことを話さなかった。林田家の内輪揉めを、わざわざ外に晒す必要なんてない。

それに、相手はたった三人。大げさに騒ぎ立てるほどのことでもない。

「葉田さん、最近あなたに連絡してきた?」

林田知意が小さな声で尋ねる。

田村翔太は一瞬きょとんとし、それから妙に興味深そうに身を乗り出した。

「もちろん。俺たち、ほぼ毎日連絡取ってるよ。むしろさ、二人...

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