第153章 誰が彼の服を剥ぎ取ったのか?

千葉清美は黙ってスープを口に運んだ。

「いいのよ。帰ってこないのはいつものことだから。昨日の夜はみんなでバーに行ったし、きっと飲み過ぎてホテルにでも泊まってるのよ。マークスってば、よく外泊するし。お母さんが心配することないわ」

中田美枝は眉をひそめた。

「飲み過ぎて一人で外にいるなんて、危ないじゃないか。朝ごはん食べたのかしら」

「大丈夫よ、お母さん。あとで電話してみるから」

「清美、あんたもう福江良平とは離婚したんだし、自由の身でしょう。誰かいい人見つけて、ちゃんと恋愛しようとか思わないの?」

「お母さん、なんで急にそんなこと」

「マークス君はね、いい子だよ。顔もいいし性格も...

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