第181章 私のベッドに

千葉清美は、確かに安らかな寝息を立てていた。無理に起こすのが躊躇われるほどに。

掛け布団は使わず、ただそれを腕の中に抱きかかえている。

守谷栄は、千葉清美の衣服が乱れていないことを確認した。

彼女のストッキングも、きちんとした状態で身につけられていた。

守谷栄はほうっと安堵の息を漏らす。彼は音を立てないよう静かにドアを閉め、ゆっくりと階段を降りていった。

「今夜は車の中で待たせてもらいます。彼女が目を覚ましたら、すぐに知らせてください、福江さん」

守谷栄は警告の色を孕んだ瞳で、福江良平を見据えた。

「福江さん、貴方が紳士であると信じたい。彼女に対して、不埒な真似はしないと願って...

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