第315章 監禁

福江良平はベッドに横たわったまま、ろくに眠れないうちに目を覚ました。千葉清美は、いまだ銀王の監禁下にいる。胸の奥がずしりと重く、落ち着いて眠れるはずもない。夢の中では、怯えきった清美の「助けて」という叫び声ばかりがこだましていた。

彼はすぐに二階の書斎へ向かった。

マークスはまだパソコンの前に張りつき、キーボードをカタカタと打ち続けている。

背後から、突然、鈍いブーンという振動音がした。

福江良平は音のするほうへ目を向け、ソファに置かれていた千葉清美のバッグからスマホを探り当てた。画面には「守谷奥さん」の表示。

守谷栄の母親だろう。そう当たりをつけ、スライドして通話に出る。

相手...

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