第352章 何かおかしい

今、彼はどこかで挽回する機会を探していた。だから福江良平にそう言われるや、反射的に忠誠を示す。

「ボス、俺はあなたのアシスタントです。今夜は俺が付き添います。安心して寝てください。何かあったら呼んでください」

福江良平は遠慮もせず、顔を横に向けてそのまま眠りに落ちた。薬の強烈な作用に散々振り回され、冷水を浴び、病院に着いてから胃洗浄までされている。もう、体力は底をついていた。

中村颯太は規則正しい寝息を聞き、完全に眠ったのだと悟る。

一方で颯太の胸は、今夜の出来事がまだ波立ったまま、まるで眠気が来ない。付き添い用の簡易ベッドに腰を下ろし、背もたれに寄りかかると、マークスへメッセージを...

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