第365章 不意の来客

千葉清美は彼の様子を見て、くすりと笑い、ぽんぽんと手の甲を叩いた。「暁、わたしたち友だちでしょう。どうしてそんなに身構えるの? 言いたいのはね、これから同じようなことが起きたら、まず自分のことを考えて。いい? あなたは芸能界の人なんだから、ずっとファンの支えが必要なの。わたしのせいで、余計な悪名を背負わないで。お願い」

朝倉暁は彼女を見据え、低く、それでも揺るがない声で言った。「好きにできないなら、辞めたっていい。俺が芸能界にいるのは名声のためじゃない。音楽が好きだからだ。真実を言っただけで干されるっていうなら、出ていけばいい。やりたくもないことをやらされるくらいなら、何も残らなくていい」...

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