第381章 最後の希望

たとえ今の賀川純が彼女を愛し、受け止め、理解し、一緒にいようとしてくれているとしても——。

この先もずっと、変わらず愛して大事にしてくれるのだろうか。

時間が過ぎ、周りの友人たちが子どもに囲まれて暮らすようになったとき、彼は「何かが足りない」と感じないだろうか。

その頃には恋が薄れてしまって、彼はなおも、いつも通り自分の味方でいてくれるのだろうか。

未来に耐えがたい現実を突きつけられるくらいなら、鈴木舞は今ここで縁を断ち切るほうを選ぶ。

舞は目を閉じ、眠るふりをした。

「賀川純。相談してるんじゃないんです。もう決めました。あなたと離婚します。あの家にも、もう戻りません。帰ってくだ...

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