第386章 決裂

福江良平の声は掠れていた。「清美、今夜は先に休め。いいな? その話は、明日しよう」

千葉清美は勢いよく上体を起こした。「なんで明日なの? 舞ちゃんと綾斗の仇を討つって、あれだけ口にしてたのは誰? 水無月詩織が失明したとき、あなた、怒鳴り込んできてわたしを問い詰めたよね。まるでわたしが仇みたいに! でも結局、やったのは唐沢知子だった。真相がはっきりした今、あのときの勢いはどこにいったの? それとも、わたしの前でだけ威張れるってこと? 唐沢知子は、わたしと友達にどれだけひどいことをしたと思ってるの。あなたは見逃すつもりかもしれないけど、わたしは違う。必ず復讐する!」

福江良平は起き上がり、ソ...

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