第390章 彼女を身の下に押さえつける

守谷栄が微笑んだ。

「でも、ここは俺の家だしな。酔っぱらったって別に困らない。ただ……お前に笑われるのが嫌なだけだ」

雫ちゃんが慌てて首を振る。

「笑ったりしないよ」

守谷栄はワイングラスに赤を半分ほど注ぎ、雫ちゃんのグラスには飲み物をなみなみと注いで差し出した。

「お前は酒、飲むな」

雫ちゃんはむっとして言い返す。

「守谷栄、わたしを子ども扱いしないで」

守谷栄は譲らず、表情を引き締めた。

「子ども扱いじゃない。自分の身は自分で守れ。いいか? 男の前で、軽々しく酒を飲むな」

あまりに真面目な顔をされ、雫ちゃんは折れるしかなかった。

「……わかった。飲み物にする」

守...

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