第411章 溶け合う

千葉清美は、ほとんど乱暴と言っていい動きで目を覚ました。福江良平の硬く熱いものが背後から押し当てられていて、片方の胸は大きな手で揉みしだかれている。

ぼんやりと瞼を開ける。「福江良平……寝ないで、何してるの?」

福江良平はまだ唇を重ねたまま、掠れた声で言う。「見りゃ分かるだろ。こんだけ分かりやすくしてるのに。キスしてる」

千葉清美は彼を突き放した。「やめて。眠いの。付き合ってる暇ない」

福江良平はすぐさままとわりつき、彼女の身体をくるりと反転させると、そのまま口づけで塞いだ。「いいだろ。おまえは寝てろ。俺は俺でやる」

千葉清美は呆れたように笑いかけて、すぐ言葉を失う。「……寝てろっ...

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