第479章 責任を負う

福江良平は、彼女の声音に滲む落ち込みを聞き取ると、慌てて宥めるように言った。

「清美、ごめん。お前の気持ち、ちゃんと考えてなかった。……あのな、雫ちゃんとは小さい頃から一緒に育ったんだ。子どもの頃は、ほとんどいつも一緒でさ。母さん……いや、福江お婆さんよりも、雫ちゃんのほうが俺に近かったくらいだ。俺と雫ちゃんは、長い間ずっと、互いにいちばん大事な存在だった。俺はあいつの守り神で、雫ちゃんは俺の心の支えで……。支え合って、寄り添って、ここまで来たんだ……」

言葉を重ねるほど、声は小さくなっていく。喉の奥が詰まったような、かすかな嗚咽まで混じった。

千葉清美はすぐに言った。

「分かってい...

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