第571章 もうすぐ終わる

福江博は福江翔也に向かって低く唸った。

「このバカ息子が! 千葉清美が潰れて、俺たちに何の得がある? 千葉智子がいくら金持ちでも、俺たちに関係あるか? あいつが俺たちに金をくれるのかよ?!」

福江翔也の顔には、どす黒い憎しみが張りついていた。

「知らねぇよ! 昔、俺はあんなに千葉清美が好きだったのに、あいつ……俺を裏切りやがった! 叔父さんと結婚しただけでもムカつくのに、あのジジイを本気で愛しやがって! それからだ、あいつは俺を鼻で笑って見下すようになった! 俺が嫌いなんだよ……あの、虫でも見るみたいな目! 得意げな顔も、幸せそうな顔も、見たくねぇ! なんであいつだけ、愛も仕事も手に入...

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